うつは「心の風邪」と表現されることがある。あるサイトを見たときに、これに異を唱える人がいた。すなわち、うつ病は「風邪」などという軽い言葉で表現されうるようなものではない、というものだ。
確かにうつ病は軽い病ではない。朝起きてから夜寝るまで、何もやる気が起きなくなるし、未来に対して絶望的になるというのは深刻な事態である。だが、そもそも「心の風邪」というのは誰が最初に言い始めたかは定かではありませんが、その真意は何かを考える必要があります。これは、「風邪のように軽いもの」ではなく、「風邪のように誰でもなりうるもの」ということを表現したかったのでは、と私は考えています。
すべての命には、あらゆる病になる可能性と、それを克服できる生命力が宿っています。
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